「最近テレビをあまり見なくなった。いっそ手放してもいいかも…でも、なんとなく不安」
そう感じている人は多いと思います。
でも、私がテレビを手放したのは、大げさな決断ではありませんでした。
テレビなし生活を始めて3年。後悔したことは一度もありません。むしろ「もっと早く手放せばよかった」と思っています。
この記事では、テレビなし生活3年のリアルな体験を、メリット・デメリット含めて全部お話しします。
私がテレビを手放した経緯

実は私、子どもの頃はテレビなしの生活なんて考えられないくらい、テレビが大好きでした。
実家にいた頃(高校生まで)は、暇さえあればテレビをつけている状態。好きな番組は毎回欠かさず録画して、必ず見ていました。休日は1日中テレビを見てダラダラ過ごして終わる、なんてことも珍しくありませんでした。
そんな私とテレビの関係性が変わったキッカケが大学進学です。
一人暮らしをしていた地域では受信できる番組が民放2局・NHK2局のみ。実家で見ていた好きな番組が放送されておらず、つけても見たいものがない日が続きました。次第に自然とテレビを見なくなり、その後の寮生活(テレビなし)を経て、一人暮らしを再開するときに「テレビ、なくていいな」とすんなり思えたのです。
あれほど好きだったテレビが、気づいたら必要なくなっていたのです。
そのまま3年が経ち、現在に至ります。
テレビなし生活、実際の1日はこんな感じ
「テレビがないと、家で何をするの?」と思う方も多いと思います。
私の場合、こんな感じです。
日中のスキマ時間:スマホでニュースをさっと確認。気になった話題だけ読む程度です。
帰宅後・夜:聞きたい音楽を流す、読書、気になることをYouTubeで調べる、ブログを書く、など。「今からの時間を何に使おうか」と自分で考えて決めています。
どうしても見たい番組があるときは:TVer(無料)やYouTubeで十分です。
ポイントは、テレビがある生活と比べて「暇」になるわけではないということ。むしろ逆で、自分でやることを選ぶようになるので、なんとなくダラダラ過ごす時間が減りました。
【体験談】テレビなし生活で感じた5つのメリット

① 自由に使える時間が増える
実家にいた頃の私は、家に帰ればとりあえずテレビをつけていました。「見たいものがある」というよりは、なんとなく。特に自分が興味ない内容でも見てしまい、気づけば1日が終わっていました。
テレビがなくなってから変わったのは、時間の「使い方」です。以前は時間がテレビに「奪われていた」とすれば、今は自分が時間を「使っている」感覚があります。
読書、資格の勉強、情報収集、ブログ執筆…テレビがあった頃には「時間がない」と感じていたことが、今は自然とできています。
② NHKの受信料を払わなくて済む
テレビがなければ、NHKの受信料は不要です。

NHKの受信料(2026年2月現在、NHK公式サイトより)
- (最安のプラン)地上契約・12か月前払:12,276円/年
- (最高のプラン)衛星契約・2か月払:23,400円/年
※最新情報はNHK公式サイトでご確認ください。
私の場合、3年間で最安でも約36,800円、最高で約70,200円分が浮いた計算になります。これが5年、10年と積み重なると、かなりの金額になります。
③ 何となくの不安が減る
テレビのニュースは、どうしても不安を煽りやすい構造になっています。
世界情勢、経済不安、事件・事故…見たからといって自分にできることはほぼなく、ただ不安な気持ちだけが残ってしまいます。
テレビをなくしてから、必要な情報はネットニュースで自分から取りに行くスタイルに変わりました。「知りたいことだけを知る」ようにしたことで、根拠のない漠然とした不安が減りました。
④ 物欲が減る
テレビは、視聴者に「欲しい」と思わせるコンテンツで溢れています。
ショッピング番組はもちろん、情報番組で紹介される最新家電や時短グッズ、タレントが使っているアイテム…気づかないうちに「欲しい気持ち」を刷り込まれていることがあります。
テレビがなくなると、そういった情報に触れる機会が自然と減ります。結果として「本当に必要なものだけを買う」判断ができるようになりました。情報の断捨離が、お財布の守りにもなっています。
⑤ 部屋がスッキリする
テレビがなければ、テレビ台も不要です。テレビを中心に配置していたローテーブルやソファも、必ずしも必要なくなります。この分のスペースが空くだけで、部屋はかなり広く、スッキリした印象になります。
掃除のしやすさも変わります。障害物が少ない分、掃除機をかけるのが格段にラクになりました。
テレビなし生活のデメリットと解決策
正直に言います。デメリットはあります。ただ、それぞれに解決策があるので、実際に困ることはほぼありません。
① 芸能人・流行の話題に疎くなる
職場や友人との会話で、最近の芸能人や流行の話題についていけないことがあります。
解決策:「家にテレビがないから知らなくて」と正直に言うと、むしろ話のきっかけになります。「えっ、テレビないの?」と興味を持ってもらえて、そこから会話が広がることがよくあります。気になった話題はスマホで検索すれば、すぐに追いつけます。
② 時事ニュースを自分で調べる必要がある
テレビは「ながら見」でも情報が入ってきますが、テレビがないと自分から取りに行く必要があります。
解決策:以下のアプリ・サービスで十分カバーできます。
- Yahoo!JAPANニュースアプリ
- ウェザーニュースアプリ(天気・災害情報)
- X(SNS)※デマ情報には注意
- radiko(スマホで聴けるラジオ)
- 自治体の防災メール・公式サイト
③ 関心がない分野から遠ざかる
自分で調べる習慣がつくと、どうしても「興味のある情報」ばかりになりがちです。
解決策:ニュースサイトのランキングや「総合」タブを定期的に見るだけで、自分の関心外の情報にも触れられます。
まず「電源を抜く」だけ試してみて

「テレビを手放すのはまだ怖い」という方へ。
いきなり手放さなくても、まずは1週間、テレビの電源を抜いてみるということを試してみてください。
電源を抜いても困らなかった、むしろ快適だったという体験が積み重なると、「手放してもいいかも」という気持ちが自然と出てきます。
私自身も、気づいたら必要なくなっていた側の人間です。大げさな決断はいりません。
まとめ
テレビなし生活のメリット
- 自由に使える時間が増える
- NHKの受信料が不要
- 何となくの不安が減る
- 物欲が減る
- 部屋がスッキリする
テレビなし生活のデメリット
- 芸能人・流行の話題に疎くなる(→話のきっかけになる)
- 時事ニュースを自分で調べる必要がある(→アプリで解決)
- 関心がない分野から遠ざかる(→ニュースランキングで対応)
テレビがない生活で失うものより、得るものの方がずっと大きかったというのが、3年間の正直な感想です。
「なんとなくテレビをつけていた時間」が、「自分で選んだ時間」に変わる。
それだけで、毎日の充実度はずいぶん変わります。
この記事が、テレビを手放すかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。


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