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何度片付けても元に戻る部屋。片付け下手でも収納不足でもなかった

減らすお悩み解決
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「片付けたのに、また散らかってる」

そのため息、何度ついたことがあるでしょうか。「自分は片付けが苦手なんだ」と思ったり、収納グッズを買い足してみたり。それでも部屋はすぐに元通り^^;

もしかしたら、問題の原因を、ずっと見当違いのところに探していたかもしれません。


「片付け苦手」を治したくて、やりがちなこと

片付けが苦手だと感じている人が、最初に取る行動はほぼ決まっています。

収納グッズを買うことです。

ある調査によると、これまでに試した片付け方法として「収納グッズ・ボックスを買った」と答えた人は74%にのぼります。ダントツの1位です。

でも同じ調査では、「収納グッズばかり増えて片付かない」という失敗談も多く寄せられていました。

私も大学時代、収納に関する本を買ったり、ネットで収納術を調べたりしていました。

でも何を試してもすぐに元通り^^;

「やっぱり自分は片付けが下手なんだ」と、ますます自信をなくしていきました。


収納グッズが「問題を先送り」している理由

なぜ収納グッズを買っても片付かないのでしょうか?

片付けが苦手な人ほど、収納用品を買うところから始めがちです。そして、物が増えるたびに収納グッズを追加購入するため、形もサイズもバラバラになっていきます…

問題は、物の量は変わっていないことです。

収納スペースを増やしても、その分だけ物が増えてまた収納が足りなくなる

——このループから抜け出せないのは、アプローチが逆だからです。

まず物の量を見直す。収納グッズはその後。

実際、物を見直して本当に必要なものだけにすると、余っていた収納グッズ自体を手放せるようになる、というのはよくある話です。


「片付け下手」ではなく「物の量が多すぎた」だけだったと気づいた日

私がこのことを実感したのは、社会人になるときの引っ越しでした。

引っ越し費用を抑えたくて、新居には「最低限必要な物だけ」を持っていくことに。

まだ使える物や手放しづらい物は、とりあえず自家用車で実家に運び、保管してもらうことにしました。

新生活が始まって最初に気づいたのは、部屋がスッキリした状態を、頑張らなくても保てていることでした。

大学時代は片付けてもすぐ散らかっていたのに、新居では特別意識しなくても部屋が乱れにくい。

物が少なければ、散らかりようがない——シンプルな事実に、体で気づいた瞬間でした。

社会人として一人暮らしを始めてからしばらくして帰省したとき、実家に預けた物たちと再会しました。

数ヶ月間、一度も必要としなかった事実が、「なくても大丈夫だった」という気持ちを自然と生んでくれて。ほとんどの物を、そのとき手放すことができました(*^^)v

子供の頃から「片付けが苦手な自分」を責め続けてきたけれど、本当の問題は性格ではなかった。

ただ、物の量が多すぎただけでした。


「収納が足りない」は、本当に収納の問題?

「収納スペースが足りない」と感じたとき、多くの人は収納家具を追加することを考えます。

でも一度立ち止まって、こう考えてみてください。

収納が足りないのではなく、収納に入りきらないほど物が多いのでは?

洋服が衣装ケースやクローゼットに上手く収納しきれない時、「着ていない服や、少し前の流行の服、特に好きではないけど着れるから着ている服はないかな?」と考えてみてください。

キッチングッズの収納が足りないなら、そのキッチングッズは本当に「なくてはならない物」なのか、考えてみてください。

収納スペースを増やす前に、「本当に収納する必要がある物なのか」を問いかける。

これだけで、収納の問題が消えることも多いのです。

私の場合、新生活では、収納グッズをなるべく持たないようにしていたので、買い物に行って欲しい物があっても「これをしまう場所がないな」と自然に立ち止まれるようになりました。

後でよく考えると、その場の気分で欲しいと思っただけで、本当に必要な物ではなかったことがほとんど。

物が少ない環境が、不要な買い物を自然に防いでくれていたのです。


片付けが続かない、リバウンドする本当の理由

収納術や片付け術は、物の量が適切であって初めて機能します。

意識してほしいのは、「収納できる量」と「自分が管理できる量」は違うということです。

どんなに上手に収納を工夫しても、物の量が部屋のキャパを超えていれば、使うたびに崩れ、すぐに散らかります。

物のひとつひとつには、掃除、手入れ、把握などの「管理コスト」が発生するため、物の量が多ければ多いほど管理コストは大きくなり、管理しきれなくなって散らかることにつながります。

一方、物の量が少なければ、特別なテクニックがなくても部屋は整いやすくなります。

「片付けが続かない」のは、意志力の問題でも、センスの問題でもありません。

物の量が多すぎる」だけなのです。

仕事や家事で大変な日々の中、物の管理に使える時間や労力は自分が思っているよりも少ないことがほとんどです。

「自分がストレスなく管理できる量」まで物を減らすことが最も確実なリバウンド対策になります。


まず試してほしい、ひとつのこと

もし今、片付けに悩んでいるなら。収納グッズを買い足す前に、一度だけ考えてみてほしいことがあります。

物の量は、この部屋に合っているか?

収納を工夫する前に、まず物の量を見直す。この順番を変えるだけで、これまで悩んでいた「片付け問題」があっさり解決することがあります。

すべてを一気にやる必要はありません。まずは「なくても困らないかもしれない物」を一つ見つけるところから始めてみてください。


このブログ「しあわせlabo」では、物を減らすことで変わった暮らしのことを書いています。よかったら他の記事も読んでみてください。


参考

「片づけと収納事情に関する調査」暮らしといっしょ(2013年10月)
調査対象:Facebookファン1,518名 / 収納グッズ・ボックスを買った:74%
https://www.lisalisa50.com/research20131202_7.html

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