「収納グッズを買い足したのに、また散らかってきた」
「もっといい収納方法があるはずと思って、ずっと調べているのに解決しない」
以前の私も、そうでした。
部屋をスッキリさせたくて、収納アイデアをインターネットやSNSでひたすら調べていました。失敗したくないから、情報を集めて吟味して、「これだ」と思った方法を試してみる。でも結局、うまくいった記憶がありません。
しばらくして気づいたのは、問題は収納の方法ではなく、物の量だったということです。
この記事では、収納を増やしても片付かない本当の理由と、リバウンドしない片付けの順番をお伝えします。
収納を増やしても片付かない「本当の理由」

「収納術」や「収納アイデア」を検索し続けていませんか?
片付かないと感じると、多くの人はまず「収納が足りない」と考えます。
収納ケースを買い足す、突っ張り棒で収納を増やす、デッドスペースを活用する。SNSで「収納術」「収納アイデア」「100均 シンデレラフィット」を検索して、工夫を重ねる。
でも、どれだけ収納を増やしても、しばらくするとまた溢れてきます。それはあなたの工夫が足りないからではありません。物の量が多すぎる状態では、どんな収納術も根本の解決にならないからです。
収納ケースの買い足しは「捨てることの先延ばし」
収納を増やすと「まだ入る」「まだ持てる」という錯覚が生まれます。空いたスペースに、残しておくか迷っていた物が流れ込んでいく。一時的にスッキリして見えても、物の総量は変わっていません。
収納グッズの買い足しは、手放す判断を先に延ばしているだけです。だから何度やってもリバウンドします。
「部屋が狭いから収納が足りない」も、実は勘違い
狭い部屋に住んでいると、「収納が少ないから片付かない」と感じやすいです。でもそれも多くの場合、勘違いです。
たとえば、ひとり暮らしのクローゼットに、実家に住んでいた頃と変わらない量の服を詰め込んでいませんか? 部屋の広さが変わったのに、持ち物の量が変わっていなければ、入りきらないのは当然です。
部屋の広さや収納量には、それぞれ「ちょうどいい物の量」があります。大切なのは「どう収納するか」ではなく、「今の部屋に合った量だけ持つ」こと。収納スペースは変えられなくても、物の量は変えられます。
狭い部屋でスッキリ暮らしている人は、収納の天才ではありません。ただ、部屋に合った量しか持っていないだけです。
片付けがうまくいく人がやっている「正しい順番」

まず「物を減らす」、収納を考えるのは最後
片付けに成功する人は、順番を間違えません。
① 今持っている物を見直す
② 本当に必要な物だけ残す
③ 残った物に合う収納を考える
多くの人がやってしまうのは、物の量はそのままに「どう収納するか」から考えてしまうこと。でも正しい順番は逆で、収納はいちばん最後に考えることです。
順番を間違えると「リバウンド」を繰り返す理由
先に収納グッズを買ってしまうと、「空いているからとりあえずしまっておこう」と、残すか迷っていた物まで詰め込んでしまいます。手放す判断が、また先送りになります。
これが、片付けてもリバウンドを繰り返してしまう一番の原因です。収納が「空きスペースを埋める場所」になってしまっているかぎり、部屋はまたすぐに溢れてきます。
物を減らすと、収納の悩みが消えていく

物の量が減ると、収納をめぐる悩みが一気に変わります。
・無理に押し込まなくていい
・何がどこにあるか一目でわかる
・出し入れのストレスがなくなる
・部屋全体が広く見える
・収納グッズを買い足す必要がなくなる
収納スペースは何も変わっていないのに、暮らしやすさは大きく変わります。これは収納テクニックでは得られない変化です。
そして、もうひとつ気づいたことがあります。「どう収納するか」を考え続けていた時間と脳のエネルギーが、まるごと空くということです。収納術を調べていた時間、情報を吟味していた時間、試してうまくいかなかったときの徒労感。それが全部なくなります。
脳に余裕ができると、「片付けなきゃ」以外のことを考えられるようになります。やりたいこと、行きたい場所、変えてみたい環境。物が少ない生活は、そういう選択肢を取り戻すきっかけにもなります。
まとめ
収納を増やしても片付かないのは、収納の方法が悪いからではありません。物が多すぎることが本当の原因です。
どんな収納術も、物の量が多すぎる状態では機能しません。まず物を減らす、収納はその後。この順番を守るだけで、片付けは驚くほど楽になります。
具体的にどう片付けを進めればいいか、手順を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。


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